帰国後の小学校の選択。
公立か帰国生を受け入れている私立や国立にするか。
帰国生の編入試験
私は調べたところでは、試験内容の情報がほとんどないです。
日系の塾の先生から聞くか、日本のお受験専門の塾から情報を得るか。
日本のお受験専門の塾は、入塾してからしか情報を得られないこともあります。
海外にいるうちから、情報を得て対策をしたいです。
私は、教育の専門家ではないので、この対策が合っていないかも知れません。
ですが、情報が少ないので、これから編入試験をお考えの方の参考になると嬉しいです。
ポールは帰国後もインターナショナルスクールを考えていたので、
帰国生編入の受験対策といっても、数ヶ月しかしていません。
でも、合格にむすびついたやっておいて良かったと思った経験をお伝えします。
小学校編入試験対策その1
自分の考えをしっかり伝える。
日本語で伝えることが、恥ずかしくてしっかり伝えられないことがあります。
試験では、日本語能力も見られていると思いますが、海外で育った子が、日本で育った子と同じように流暢に日本語が話せる子ばかりではありません。
試験官の質問は理解できているのに、日本語で上手く答えられない。
そんな時は、黙ってしまったり、うつむいてしまうよりも
「わからない言葉は英語になってもいいから、大きな声で、はっきり答えようね。」と、ポールに話しました。
実際に面接では、緊張と慣れない環境というのもあり、英語の単語を使って答えたこともあったそうです。
「でも、最初から最後まで、はっきり自分の言葉で伝えられたよ!!」と、自信満々で嬉しそうでした。
日本で育った子達より、日本語を上手に使えないけれど、帰国生の編入試験なので、試験官が何を見ているかを考えた時に「子供が持っている言語スキルで自分の考えや意見を伝えられること」を見ているのであれば、もぞもぞして、何をいっているのかわからない答えになってしまわないように伝えるのも対策の一つです。
プレゼン能力
帰国生編入試験を実施している学校の中で、
「何かを作らせて、発表する」
「何かを作らせて、説明する」
「絵や写真を見て、説明する」
という試験があります。
ポールが受けた試験でもありました。
インターナショナル校やローカル校へ通っていたお子様は、
プレゼンテーションに慣れているお子様が多いと思います。
ポールには「理論立てて、説明できること。」を伝えました。
まだ小学生なのに「理論立てて」は、難しいとも思いましたが、
例えば、折り紙で飛行機を2機作って飛ばします。
よく飛ぶ飛行機とあまり飛ばない飛行機は、何が違うのか。
答えが合っていなくても、飛行機を見て、目の前の現象がなぜ起きているのかを
自分で考えて、伝えられることが、試験でできるように話しました。
思っておりました。
基本的なことですが、見られていると思います。
受験する学校で、他の生徒と一緒に学ぶことができるかどうか。
校風に合っているかどうか。
ポールには、とにかくなよなよ、もぞもぞしないように伝えました。
「挨拶しっかりして、床に寝転がったりしないでねー。」と、
当日は、冗談も含めて、リラックスして試験が受けられるように送り出しました。
まとめ
その1 自分の考えをしっかり伝える
その2 プレゼン能力
その3 作文の書き方
その4 態度・姿勢・挨拶