【シンガポール幼稚園選び5】インターかローカル幼稚園か

前回に続き、わが家の経験からの内容です。

これから幼稚園探しをしている方のご参考になると嬉しいです。

日系幼稚園は、帰宅時間が早いのと、長期休みもあるので、仕事がある中の送り迎えの都合で、選択肢から外れたので、インター幼稚園かローカル幼稚園で選ぶことにしました。

それぞれ、いいところがあるので、迷いましたが、

幼稚園選びは

子供に合っているか

親の教育方針と合っているか

この二点を重点的に考えていこうと思いました。

当時は、英語の習得には、あまり興味がありませんでした。

そのため「語学が身につく」という視点では、選びませんでした。

ただ成長した今のポールが、英語と中国語を身につけている姿を見ていると、

語学が習得できる環境で育ったことは、今後の彼の強みになっているとは実感します。

また学校の中国語の授業でも問題なくついてはいけるので、進学する小学校や中学校のことも考慮して、
幼稚園の検討もおすすめです。

各幼稚園の魅力 比較

インター幼稚園 ローカル幼稚園
・イギリス英語(アメリカ英語)の発音が、身につく。

・欧米人の生徒が多い。

・先生が、欧米人が多い。

・欧米人の親の友達が出来る。

・自由にのびのびと過ごせる。勉強はほぼなし。

英語と中国語が身につく

・シンガポーリアンが多い。

・シンガポールの文化に触れられる。

・教育熱心な親が多い環境で刺激を受ける。

・幼少期から、お勉強の習慣がつく。

インター幼稚園の魅力と検討点の詳細は、下記の記事をご参照ください。

インター幼稚園のいいところ、検討点

各幼稚園の検討点 比較

インター幼稚園 ローカル幼稚園
学費が高額。

・パーティなどのお付き合いがある。

・アジア人差別もある。

・全て英語での対応

お勉強のクラスがある。

・シングリッシュが身につく。

・給食のローカル色が濃い。

・教育熱心な親が多く、話についていけるか。

・全て英語での対応

 

子供に合っているか

ポールに合っているかは3つの視点で考えました。

1.雰囲気に馴染めるか

見学では、インターもローカルもどちらもポールは、楽しそうでした。

先生やお友達とおしゃべりをして、雰囲気にもすんなり溶け込んでいました。

2.五感を使ったり、体を動かすクラスが組み込まれているか

体操クラスも組み込まれており、運動好きのポールにはどちらも合っていました。

五感を使った実験クラスもあり、魅力を感じました。

3.男女比

男の子の人数がある程度いる園がいいかなと考えていたのですが、

見学した園は、男女比は変わりはありませんでした。

 

以上で考えて、インターもローカルも著明な差がありませんでした。

親の教育方針と合っているか

自由奔放なポールが楽しく過ごせることと、進学先の選択肢を柔軟に取れることが、教育方針としてありました。

見学をする前は、インターの方が自由なイメージがありました。

しかし、見学した園の中には、ローカル幼稚園に勉強ばかりというマイナスなイマージがなかったのです。

ポールの進学先を改めて、話し合った結果、ローカル小学校に行くという選択肢がこの先出てくる可能性がゼロではありませんでした。

中国語を第二言語とするシンガポーリアンのお子様達の中で、日本人の子供であるポールが、小学校の勉強についていけるかという不安がありました。
そのため、幼稚園から「中国語に触れさせておこう」「小学校に入学して、せめて中国語の授業を聞くのに困らないようにしたいな」という思いがありました。

もしインターの小学校へ行くという選択をしても、中国語に触れさせておくことは、マイナスにはならないと、考えました。

唯一、最後まで検討していたのは、
「英語の発音」
でした。

インターの小学校へ進むのであれば、イギリス英語の発音を身につけさせておいた方がいいのではないか、、、。

しかし、これは、全く問題なかったです。

ポールは、現在は、イギリス英語を話します。
そして、シングリッシュも話せます。
シンガポーリアンのお友達とは、シングリッシュで話します。

幼少時に話していた発音をずっと話すわけではないことをポールを見ていて、実感しました。

いらぬ心配でした。

 

ポールをローカル幼稚園に決めた理由

大きく二つありました。

1.見学の時点では、語学での幼稚園選びは、考えていなかったのですが、

卒園後の小学校のことを考えた時に、ローカル、インター、日本人学校の3つの選択肢を考えた結果

英語と中国語を習得できる環境を選択しました。

 

2.インターの長期休みをどう過ごすかが、問題となりました。

メイドさんがいるとはいえ、長期間は、退屈してしまいますし、

キャンプに行って過ごすとしても費用を考えると

休みの少ないローカル幼稚園は、共働きのわが家にとっては助かります。

 

 

選択肢が多いのもあり、悩みやすいシンガポールでの幼稚園選び。

お子様とご家族にとって、希望の合う幼稚園が見つかりますように応援しております。

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