子どもの中国語のレベルを知りたい! 知る方法は? 中国語の学習継続方法は?

ローカル幼稚園や小学校で中国語を習っているお子様がいる保護者の方

「うちの子は、どの程度中国語が話せるのだろう?どの程度聞き取れるのだろう?」
と、思ったことはありませんか?

私は、全く中国語を理解できないので、
シンガポールにいると、街中で中国語を耳にしているので、ポールが反応する姿を見て、
「中国語を母語とする子供達の何歳くらいの中国語のレベルなんだろう?」と、思ったのと、
幼稚園卒業後に
「このまま中国語を継続していくだけのレベルにあるのかな?」と、思ったことがきっかけでした。

中国語を全く理解できない親なりに、ポールの中国語のサポートになればと思い行なった経験をもとに書きました。
中国語の継続学習の経験談になってしまうのですが、中国語を習得しているお子様の子育てでの情報としてお役に立てると幸いです。

幼稚園時代

ポールは、ローカル幼稚園に通っていたため、お友達や先生とは、英語と中国語の環境で育ちました。
(日本語のクラスはない幼稚園でした)

レストランやお店などで、中国語で話しかけられた言葉に(おそらく)簡単な中国語で返事をしていました。

K1(日本の年中)までは、挨拶程度は、できるのかなと、思っていました。

ポールが通っていた幼稚園は、シンガポーリアンの友人達によると、
ローカル幼稚園の中でも比較的中国語にも力を入れていて、バランスよく習得して、
英語と中国語のバイリンガル向けの幼稚園だそうです。

そのため、幼稚園内で日本人は、ポール1人😂
欧米人のお子様もいましたが、多くはシンガポーリアンのお子様達。

卒園後は、インターへ進学する予定でしたので、中国語をどのように維持していくかを考え、
K2(日本の年長)の時の保護者面談で、中国語の先生に中国語のレベルを聞きました

「ふつうに不自由なく、中国語で会話しているよ。」
「読み書きは、中国語ネィティブの1歳下くらい。単語数は少ないかもしれないけど、話すのと聞くのは、年齢相当かな。」

今まで、全く、中国語教育に関心がなかったのですが、
先生からのポールの中国語レベルを聞いて、小学校へ行っても維持できるサポートができたらと、思いました。

ここから、ポールの英語、日本語プラス中国語のめざせトリリンガル!にサポート方法が変わりました。
そして、ここから約10年、今も中国語を継続しています。
ポールが、中国語で、世界を広げていく姿を見る度に
この幼稚園の時にレベルを把握して、中国語を継続してきて、本当に良かったと、思います。

シンガポーリアンのお子様の中でも、中国語のレベルは、様々だそうです。
中国語を日常的に話すおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいると、中国語が上達しているし、
家族の会話が、英語がメインの場合は、ポールのような外国人とレベルが変わらなかったりするそうです。

でもシンガポーリアンは、小中高で、中国語の授業や試験があるため、必須になってくるので、
幼稚園の時から、中国語の塾に通われるそうです。

幼稚園児だと、筆記のテストなどでレベルを測るのは、テスト方式や書くことに慣れていないと、
正確なレベルの判定がつきにくいので、読み書きのレベルを知るのは難しいですが、
リスニングとスピーキングは、子供と関わっている教育者であれば、だいたいのレベルは把握しやすいのではと思います。

幼稚園の時は、園の中国語の先生にレベルを直接聞きました。

そして、もう一つ、中国語の塾のトライアルレッスンを受けて、中国語のレベルを知ることができました。

中国語の塾に入る前に、必ずレベルチェックをしてくれるので、お子様のレベルがわかりやすいと思います。

小学校時代

小学校入学してすぐに、中国語クラスのレベル分けチェックがありました。

クラス分けでも、子供の中国語のレベルを知ることができますね。

小学生になったので、中国語検定を受けてみようと考えました。

私は、一般財団法人日本中国語検定協会の中国語検定しか知らなかったので、こちらの受験を考えていました。
しかし、受験者が大人対象で、日本語を理解できないと、受験が難しそう、、、
ポールのことを考えると、英語で中国語検定を受けられないか、調べました。

そこで「YCT(小中校生向け中国語検定)」を知りました。

シンガポールでは、年2回と、受験日が少ないですが、
シンガポールで英語で受験できます。

マークシート式なので、マークシートを書く練習は必要ですが、
小学生から、漢字検定や英語検定も受けていく日本人のお子様は多いので、
他の試験も含めて、練習ができますね。

YCTは、レベルも段階で分かれていますので、お子様に合ったレベルで受験できます。

YCTについては、こちらの記事もご参照ください

学校の中国語の先生にも面談時に
「授業についていけているか?」
「自宅でできる学習方法を教えてください。」
と、積極的に聞きました。

ポールの学校の面談には、中国語の先生は同席しなかったので、
面談日が決まると、あらかじめ担任の先生に中国語の先生に聞きたいことをメールしておきました。
(中国語の先生に直接メールできる学校もあります)

担任の先生の面談後に中国語の先生の部屋でも面談できるようにしていただいたり、
中国語の先生から返答のお手紙をいただいたりしました。

この中国語の先生とのやりとりは、中国語のレベルや、サポートに向けて、大変役に立ちました。

中国語の塾にも通いました。

「YCTを受験したい。」と、希望していたこともあり、
試験対策も含めた、授業をしてくれました。

この塾のサポートもあって、YCTは順調に上の級を受験することが、できました。

中高校時代

YCTからHSKを受験するようになりました

HSKの受験サポートは、中国語の先生の個別レッスンでお願いしました。

学校の授業でも3〜4回/週、中国語の授業があります。

中学校も小学校と同じようにレベル分け下クラスで授業を受けます。

学期末に成績が出るので、中国語の理解のレベルがある程度わかります。

まとめ

中国語を続けていてよかった。
ローカル幼稚園に通っていて良かった。

成長したポールが中国語のテストや検定を受けた時によく言います。

理由は「中国語のリスニングテストが楽だから。」だそうです。
聞き取りができるだけでも、随分と学習の負担が減らせるようです。

中国語を習得しているお子様の学習継続に悩んでいる方、また幼稚園選びで迷っている方への情報として、参考になりますと嬉しいです。

幼稚園時代
・園の中国語の先生に聞く
・中国語の塾のトライアルレッスンを受けてみる小学校時代
・YCT(小中校生向け中国語検定)を受験する
・学校の中国語の先生との面談
・学校の中国語の成績
・中国語の家庭教師に聞く中高校生時代
・HSKを受験する
・学校の中国語の先生との面談
・学校の中国語の成績

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