人気の幼稚園でウェイティングになっても「入園しやすい時期」があります。
シンガポールでは、自宅近くやお気に入りの幼稚園が、ウェイティングになることもあります。
*でも特にこだわらなければ、日本のような待機児童問題はなく、どこかには入園できます。
入園しやすい時期
4月 日本人に人気の幼稚園
日系幼稚園やローカル幼稚園で日本語クラスがある幼稚園は、日本人のお子様が多く通っています。
日系企業の異動の時期に空きが出やすいです。
帰国辞令もですが、上のお子様の進級に合わせて、3月帰国のため、4月から空きが出るケースが一番多いかと思います。
6月、9月、12月に帰国辞令が出ることもありますので、この時期も空きが出る可能性がありますね。
また入園できる1歳半のクラスになるN1クラスの開始月が一番入園しやすいです。
日系幼稚園は4月始まりのため、N1クラスがスタートする前の1〜3月
ローカル幼稚園は1月始まりのため、N1クラスがスタートする前の10〜12月くらいから、事前登録が始まります。
気になる幼稚園がある場合は、1歳半前になる前に早めに問い合わせや見学をしておくといいですね。
6月〜8月 欧米人に人気の幼稚園
インター系幼稚園、欧米人に人気のローカル幼稚園は、外資系企業の異動がある6〜8月に空きが出やすいです。
インター系幼稚園は、インター校の附属の幼稚園として開園している幼稚園が多いです。
費用は、高めです。
卒園後にインターの小学校を考えている場合には、附属の幼稚園に通っていると優先的に小学校へ上がれます。
そのため、人気の小学校にも入りやすくなりますね。
先生も園児も欧米人が多いです。
オープンハウスがあるので、ホームページから申し込みをして、足を運んでみるのもおすすめです。
*オープンハウス:入園希望者向けに開放されるため、幼稚園見学と説明を聞くことができます。
欧米人に人気のローカル幼稚園は、欧米人が多く住む地域にあります。
セントーサ島の幼稚園も欧米人率高めの園があります。
インター系幼稚園よりは、費用は抑えられますね。
たくさんの国のお友達や英語に触れられる環境です。
1月 ローカルに人気の幼稚園
人気の幼稚園は、ウェイティング期間が数ヶ月〜数年になることもあります。
シンガポールは、世界でもトップレベルの教育水準の高い国です。
幼稚園から、教育に力が注がれていて、子供にも期待が大きいように感じます。
そのため、人気の幼稚園は、本当にいっぱい。そして、転出もほとんどないと聞きます。
ポールは、ローカルの友人達が口を揃えておすすめしてくれた幼稚園を卒園したのですが、英語も中国語もバランスよく習得できたので、ローカル情報のおかげだと感謝しています。
ただやはりウェイティングがあり、根気よく待ちました。
でも、たしかに先生も日々のプログラムもすごく良かったので、待って良かった!
そして、空きが出た時に思いきって転園して良かったと、思います。
皆様のお子様に合った幼稚園への入園を応援しています。
日本から幼稚園探しをしている方へ
日本ですでに幼稚園に通っているお子様がいらっしゃるご家庭は、インターネットの情報から現地の幼稚園をお探しの方も多いと思います。
駐在の場合は、先に現地入りしているお父様が幼稚園への問い合わせや見学、手続きをなさっているのをよくお聞きします。
シンガポールに行くことが決まったら
「現地の生活に慣れるため、できるだけ早めに幼稚園に通わせたい。」
「生活リズムを崩さないように間を空けずに幼稚園に通わせたい。」
「出国前に幼稚園問題を解決しておきたい。」
などなど、ご家庭により早めに通わせたいご理由があると思います。
日系幼稚園をお考えの場合は、日本からでもインターネットを通して、情報が入ります。
日本から問い合わせて、現地入りしたらすぐに入園できるように手続きも可能なことがあります。
もしローカルやインター幼稚園をお考えで、すぐに働き始めなくてはならないなど、早く幼稚園に入らなくてはならない理由がない場合は、シンガポールに来てから、会社の同僚の奥様や同じコンドミニアム(マンション)のお子様連れの方などから、情報収集してから、入園する幼稚園を決定する方法もあります。
実際にお子様の送り迎えをする距離、スクールバスに乗っている時間、幼稚園の雰囲気などは、現地の方がわかりやすいこともあります。
現地に住んでいても、大事な子供が通う幼稚園選びは、迷います。
ローカルやインター幼稚園は、日本の文化とは異なる環境になりますので、焦らず実際に見てから決定もおすすめです。