海外に住みながら、幼稚園が英語や中国語の環境の場合、
日本語の習得ができる場は
①自宅
②日本語での習い事
③日本人のお友達と遊ぶ
になるのかなと思います。
日本語の会話としては、問題ないけれども、日本語のスキル的にはどうなんだろう?と、思ったことはありませんか?
この記事では、幼稚園児向けの日本語教材で、使用してよかった教材を書きます。
シンガポールで手に入る日本語教材
公文(くもん)
子供達と日本語の教材をやっていて「公文」の教材は、よく考えられて作られているなぁと、思いました。
公文に通って、計算や漢字をひたすら先に進めるという教材もありますが、私がいい教材だと思ったのは「公文のドリル」です。
日本語の「ひらがな」「カタカナ」「すうじ」の公文ドリルは、シンガポールでも紀伊国屋さんで手に入ります。
他のドリルより、お値段が少し高めですが、内容がいい!!
子供目線で作成されてます。
問題文が、大きな字で、子供でも読みやすく、わかりやすい文章で書いてあります。
日本語の他に「めいろ」「パズル」などもあります。
こちらも日本語で「りんごをとおりながら」など書いてあるので、ひらがなが読めるようになると、お子様自身で日本語を読みながら、進められます。
「公文の鉛筆」も小さな子供の手に持ちやすく、力が弱い子供でも字が書きやすいように作られています。
公文の鉛筆も紀伊国屋さんで売っていました。
ドリルも鉛筆もお値段高めなので、日本に一時帰国した際に購入してもいいですね。
通信教育
Benesse(しまじろう教材)
しまじろう様様です。
子供の興味を引きつけて、学びにつなげていくのは、素晴らしい教材です。
海外受講者は、郵送代もかかりますしね。
また野菜を育てる教材の種の輸出ができないので、輸出禁止の教材は届きません。
(国内の住所になら、送っていただけるのかも知れません)
日本で年中さんまで育って、年長さんから海外に住んでいるお子様は、日本語を年齢相当のレベルにあると思いますので、少し簡単と感じるかも知れません。
Z会
Z会は、幼稚園用でもお勉強ドリルの書式です。
すごくいいなぁと、思ったのは、シンガポールでは見ることが難しい花や鳥の名前が出て来ます。
年長さん用の教材では、小学校からのお勉強の準備が始まります。
Benesseさんよりも「幼児教育」に近い教材だと思います。
Z会も教材を海外に届けてくれます。
しかも日本に教材が届く予定の日にほぼタイムリーに届きます。
Benesseさんのような、知育おもちゃは付いてきませんが、教材の内容は海外にいても四季や日本の行事を感じることができるいい教材です。
絵本
幼稚園児向けの日本語教材ですが、0歳児から使える万能教材です!
「絵本」に勝る教材はないのではと、思います。
赤ちゃんから日本語に触れることができます。
シンガポールでは、紀伊國屋さんで多くの日本語の本が手に入りますが、
日本語の絵本が手に入りにくい国の場合には、現地の言語の本を使用して、2歳児くらいまでは、絵を見ながら、日本の単語を教えていくことができます。
海外に住んでいる幼稚園児におすすめの本は
日本語の環境にいない場合、語彙数が日本に住んでいる子より、少なくなってしまうこともあるので、語彙数に触れる目的で、使っていました。
英語と日本語の両方が表記されています。
単語が日本語と英語で表記されているので、0歳の頃から使っていました。
1歳になると、絵本の絵を指差して「あー」「うー」と、発言し始めて、そのうち単語を発するようになります。
何とも可愛い姿です。
インターやローカル幼稚園に通っているお子様も日本語と英語の単語が繋がりやすくておすすめです。
日本語の本は、一時帰国の時にまとめて購入をして、持ち帰っていました。
Amazonで「送料無料」というお得キャンペーンが行われていた時もまとめ買いをしていました。
日本人会で、本のセールを開催している時にも絵本がたくさん売り出されています。
いい絵本はすぐに売れしまいますので、開催時刻と同時に会場に入れると、掘り出し物に出会えます。
海外で子育てしながら、日本語習得でおすすめの教材について、書きました。
特に特別なことをしなくても、定番の教材は、長年研究され、作られて、修正もされているので、実際に使用してみて、いい教材が多いと感じました。
ご参考になると、嬉しいです。