シンガポールの幼稚園給食ー食中毒やアレルギー対応について

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お子様に食物アレルギーがある場合、子供のことをよくわかっている親から離れて、幼稚園で食事をする場合には、アレルゲンである食物を食べてしまわないか、心配があると思います。

アレルゲンの含まれている給食を食べて、症状が出た日本のニュースを見ると、怖くなってしまいます。

この記事では、シンガポールのローカルとインター幼稚園でのアレルギー対策と食中毒対策について、実際に子供を通わせていた経験から書きます。

食中毒対策

シンガポールの幼稚園への衛生管理指導は、政府機関が行なっているので、かなり厳しいです。

ホッカーセンターでもお店の前に「A」「B」という表記を目にしたことがあると思います。

ローカル幼稚園の給食は、基本的には園内で調理されます。

高温多湿のシンガポールでは食中毒の感染原因となる細菌が発生しないように園内で調理をして、はやく子供達に給食を提供するようにしています。

仕出し給食の利用は、基本的には行なっていないようです。
仕出し給食の場合は、車で搬送時に細菌が増殖する危険性が高くなるからだそうです。

密閉パックされたパンやお菓子は、別として、食事に関しては、その場で調理して新鮮なものを食べられる安心感がありますね。

アレルギー対策

ここでは、食物アレルギー対策について書きます。
インター幼稚園やローカル幼稚園は、三大アレルゲンの小麦、卵、乳製品や欧米人に多いピーナッツは、もちろん。多様な食物アレルギーに対応している園が多いです。
入園時に3〜4ページ程の「食物アレルギー申告書」を提出して、厳しく管理してくれる幼稚園もあります。
この申告書は、医師に記入してもらう必要がある幼稚園もあるのですが、事故が起きないようにしっかり管理しますという園側の姿勢に見えました。
この申告書を使って、アレルギー症状のレベルにより、どのような対応を親が求めているのかを園の先生としっかり話し合っておけるので、万が一の際にも安心ですね。
また担任の先生がいない時にアレルギー症状が出た場合に、この申告書を見て、他の先生でも対応ができるようにしているという説明を受けて、より安心しました。
多民族国家であり、外国人も多いシンガポールでは、食物アレルギーのお子様への対応の歴史は長いようで、先生方も慣れている印象を受けました。
同じクラスにナッツアレルギーのお子様がいる場合には
「朝食にナッツを食べて、登園しないようにお願いします。」と、何度もアナウンスがありました。
アナフィラキシーショックを生じた場合のエピペンの使用方法も研修があるそうです。
インターやローカル幼稚園だと、お友達のお誕生日会が毎月あり、お誕生日の親が、ケーキやカップケーキを準備します。
その際にも親のアレルギーに対しての意識があり、クラスメートのアレルギーの有無の確認をしてくれたり、担任の先生からも「ナッツアレルギーの子がいるから、ナッツはなしのケーキでお願いします。」と、言ってくださったりしました。
子供が自分で、アレルギーの食物を認識できる年齢になっていたら、もし給食でアレルゲンとなる食材が出てきても、自分で区別ができますが、幼稚園だと、まだ難しい年齢のため、まわりの大人がしっかりと管理してくれること、食物アレルギー児の対応に慣れていることも重要だと思います。
インターやローカル幼稚園だと、正しく伝わらなかった時が心配ではありますが、食物アレルギーの対応を当たり前のように行なっている幼稚園も多いので、見学の時に管理体制なども聞いてみて、お子様を通わせても安心できる幼稚園が見つかりますように。
ポールはローカル幼稚園でしたが、政府に直接管理されている分、衛生面も安全面も、すごく安心でした。
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